【2022年最新版】福岡の方におすすめしたい新型出生前診断(NIPT)クリニックを厳選ランキングで紹介します

出生前診断を受ける年代が一番多いのは?

公開日:2021/08/15  最終更新日:2021/11/04

妊娠がわかったら、喜びとともにさまざまな不安や悩みが出てくることもあるでしょう。中でも出生前診断については、受けるべきなのかと迷うお母さんが多いです。とくに、自身の年齢を検討の要素にしている人はたくさんいることが予想されます。今回はそんな出生前診断について、受ける年代や受検率に焦点を当ててお話します。

広い意味でいえば「出生前診断」の受検率は100%

出生前診断はどれくらいの人が受けているものなのか、気になっている方もいるでしょう。広い意味でいうと、出生前診断はすべての人が受けています。

これは、健診の際などに受けるエコー検査も出生前診断の1つとされているためです。このエコー検査などでお医者さんから気になる点を指摘された場合、より狭い意味での出生前診断に進むことがあります。

この際に検討できる検査はさまざまに存在しますが、近年注目を集めているものといえばやはり新型出生前診断(NIPT)でしょう。新型出生前診断は非確定的検査に数えられるものではありますが、従来の母体血清マーカー検査やコンバインド検査などよりも高精度を特徴としています。

採血のみで受けられるので、羊水検査や絨毛検査など確定的検査ではあるものの死産や流産のリスクがある検査より、検討がしやすいという魅力も存在します。また、このような出生前診断は、お母さんの年齢が35歳を超えていた場合にも積極的に検討される傾向にあるようです。次の段落では、その事実について詳しくみていきましょう。

高齢出産は子どもの染色体異常の可能性が高くなる

35歳以上のお母さんがどうして出生前診断を考えるかについては、既におわかりの方も多いかもしれません。統計学ならびに医学の上において、35歳以上での出産は高齢出産と位置付けられているためです。そして、この高齢出産においては、生まれてくる子どもの染色体異常の可能性が高くなることもよく知られています。

先天性疾患のある赤ちゃんが生まれる可能性は、お母さんの年齢にかかわらずすべての妊娠の中で3%から5%だそうです。この中で染色体の異常によるものは約25%とされており、これに関してはお母さんの年齢が上がるごとにリスクも上がることがわかっているのです。そのため、やはり30代の方の中には、出生前診断を受ける決断をされる方が多くなっています

ちなみに、新型出生前診断においては、対象となる条件も存在します。妊娠10週から16週であり、出産予定日の時点で35歳以上であること、自分あるいはパートナーに染色体異常がみられること、過去に染色体異常のある赤ちゃんを妊娠あるいは出産したことがあること、これらのいずれかを満たしていなければなりません。

ただし、認可外のクリニックにおいてはこの限りではありません。妊娠10週以降という条件を満たしていれば誰でも受けられるようにしているクリニックなどもあるので、「条件には当てはまっていないけれどどうしても気になる!」という方も、心配する必要はないでしょう。

日本で新型出生前診断を受ける人はどれくらい多いのか

新型出生前診断は、2013年から導入された比較的新しい出生前診断です。そのため、先輩である親世代にも相談できず「日本ではどれくらいの人が受けているの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。

新型出生前診断は、開始から5年間の間に5万8,000人のお母さんが受けたというデータがあります。ただし、認可外のクリニックで行われた新型出生前診断の数は把握が難しくなっているため、実際にはもっと多くの人が受診していると考えられます。

ちなみに新型出生前診断はアメリカで開発されたもので、現在では多くの国で用いられているようです。日本では倫理的な問題がまだまだ議論されている途中なので積極的に出生前診断の説明がされることはありませんが、アメリカやデンマーク、イギリスなどにおいてはすべての妊婦さんに出生前診断の選択が説明されているとのことです。そのため、海外と比べるとまだまだ日本の出生前診断の受検率は低くなっています。

もちろん、実際の検討においては自分やパートナーの考えが何よりも重要です。赤ちゃんに何らかの病気や障がいが判明した場合にはどうするのかなどをよく考えた上で、受診を決定するようにしましょう。

新型出生前診断ができるクリニックの中には、万が一のときに相談可能なカウンセリングが用意されていたり、確定的検査へのサポートを行ってくれたりするところも存在します。体制はクリニックによっても異なるため、診断を受けるかどうかとともにどこで受けるのかもしっかりと考えておくようにしましょう。

 

新型出生前診断は精度が高く、身体への負担も少ない出生前診断です。自身の年齢や過去の経験からお腹の中の赤ちゃんの染色体異常を心配しているなら、検討してみる価値は充分あるといえるでしょう。

早期に障がいなどが見つかれば、準備や理解をする時間も多くとることができます。結果がわかってから慌てないよう、陽性と診断されることも視野に入れ、サポート体制のしっかり整えられたクリニック選びをするようにしてくださいね。

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